2011.08

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ニュース

日本最大の太陽電池工場がフル稼働開始

当社がお勧めしているメーカーのひとつの『ソーラーフロンティア』が、日本最大の太陽電池工場となる宮崎第3工場がフル生産をスタートさせました。

この第3工場は年間生産能力900MWで、既存の宮崎第1工場と宮崎第2工場と合わせた総年産能力は約1GWにもなります。

敷地面積は東京ドームの約8.6倍に当たる40万平方メートルもあり、建物面積は15万8000平方メートル、従業員数は約800人だそうです。
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日本最大の太陽電池工場で、かつ世界最大のCIS 薄膜太陽電池工場です。ソーラーフィロンティアが買収する前は日立のプラズマディスプレイ工場でした。
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宮崎県内に3つあるソーラーフロンティアの工場を合わせた最大生産能力は約1ギガワット。これは、現在の日本国内のパネルの総需要に匹敵する規模だそうです。このような製造装置の大型化、生産工程の自動化やモジュール面積の大型化で生産効率が上がり、価格が下がっていくのですね。
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2011.07

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ニュース

十勝の隣の白糠町にもメガソーラー構想

新聞などの報道によりますと、
十勝の隣の白糠町(しらぬかちょう)にもメガソーラー構想が練られているそうです。

道新や勝毎、共同通信などの記事をまとめると、
ユーラスエナジーホールディングス(東京電力が60%出資する発電事業会社)が、北海道白糠町に出力約2万1000キロワットの太陽光発電所の建設を検討しているそうです。

建設場所は白糠町釧白工業団地の約46ヘクタールの敷地を予定していて、土地を所有する中小企業基盤整備機構とユーラスエナジーホールディングスが協議を始めているそうです。

ユーラスエナジーホールディングスは、元トーメンの商社である豊田通商が残り40%を出資している会社で、既に国内海外でも大型の風力発電所を建設したり、韓国の太陽光発電事業を買収した実績があるようです。

海外を視野にした専門会社も、太陽光発電での道東エリアの優位性を認めているようですね。

ユーラスエナジーホールディングス

http://www.eurus-energy.com/
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2011.07

27

ニュース

十勝毎日新聞で紹介されました

7月26日(火)の十勝毎日新聞に、『太陽光発電 高まる関心』の見出しで、十勝の家電店が販売を強化している事を伝える記事が掲載されました。

記事では、各家電店が太陽光発電の売り場を広げたり、展示を行っているなどの紹介に合わせ、
当社のホームページ「ソーラーとかち」が『専用HPで情報発信』の小見出しで紹介されています。

ぜひ、ご覧下さい。
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2011.07

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ニュース

JA浜中町のメガソーラーを見てきました!

太陽光発電の分野で日本で最も先進的な農協は、北海道厚岸郡の『JA浜中町』だと断言できるかもしれません。

元々、新規就農者への取り組みなどで有名なJAでしたが、今年の5月、酪農家105戸に合計で1.05MW(メガソーラーです!)の太陽光発電システムを導入、稼働をスタートしました。このような大規模な太陽光発電システム導入は、農業分野において国内初だそうです。

【朝日新聞記事:2011年07月12日】
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001107120005

そこで早速、7月21日に現地へ行って見てきました。

写真は、浜中町の就農者研修牧場。全105機のうちの1機の太陽光発電システムがここに設置されていました。
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農業施設として補助金を受けているので、住宅用で一般的な10kW未満でなく、10kWのシステムです。
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これから独立を目指す若い家族が住んでいるので、牧場内は子供たちの遊び場です。
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全国注目のメガソーラーシステムも、子供たちにとってはジャングルジムですね。
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JA浜中町の石橋組合長が案内をしてくださいました。

品質の優れたクリーンな牛乳を生産するには、クリーンな環境が大事とのお話でした。
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環境最優先のクリーンな太陽エネルギーで、浜中町の牛乳は搾乳されています。
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周辺はヨーロッパの様な牧草地帯です。JA浜中町の全農家が酪農を営んでいます。
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国道を走ると、メガソーラーを構成する太陽光発電システムが目につきます。
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ここにも。
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ここにも。
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ここにも。
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JA浜中町の酪農技術センターを見学しました。ここにも太陽光発電システムが設置されています。

駐まっているのはミルクローリーです(十勝の方ならご承知でしょうが)
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技術センターの開設は1981年。先進過ぎて、当時は画期的な出来事だったそうです。
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建物は開設当時のままですが、中身は近代化しています。
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1台数千万円のデンマーク製検査機器。牛乳を検査することで牛の体調が判るそうです。
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牛乳のトレーサビリティを全国に先駆けて確立したのがJA浜中町だそうです。データベースの画面で牛一頭一頭の詳細な履歴が管理されていました。
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大学の研究室の様な雰囲気です。牛の置物がかわいいですね。
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JA浜中町の本部事務所では、LED照明が導入されていました。
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JA浜中町の本部事務所に隣接するタカナシ乳業の北海道工場を見学しました。
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タカナシ乳業は1982年に高品質な牛乳を求めて浜中町に進出し、現在は年間で22万トン(!)の牛乳を扱っているそうです。
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案内をしてくださった齊藤工場長。厳重な品質管理のお話です。

意外だったのが『官能検査』というのがあり、数人の検査パネラーの『鼻で検査』して、ひとりでも?と感じたら、その牛乳の出荷は取り止められるそうです。
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JA浜中町のクリーンな生乳とタカナシ北海道工場の技術のコンビネーションで勝ち取った自慢の製品が高級ブランド『ハーゲンダッツ』。沖縄を含めて日本中で売られている全てのハーゲンダッツは、ここ浜中の牛乳から生産されています。

太陽光発電システムで造られたクリーンな牛乳が、ハーゲンダッツのおいしさの秘密なんですね。
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